【代表のぼやき】「会社が働く人に求めていること」って、バンドに置き換えたら一発でわかる話
居酒屋なんかで、「なんで会社ってあんなに細かいルールで縛るの?」「上の人たちは現場の大変さを全然分かってない」という愚痴をよく聞きます。
かつての私も完全にそっち側の人間だったので、言いたいことは痛いほど分かります(笑)。でも、自分でリスクを背負って教室を運営する立場になった今、ハッキリ分かったことがあるんです。**「会社と働く人の関係って、バンドのリーダーとメンバーの関係と1ミリも変わらないな」**ってことです。
もし、練習してこないメンバーがいたらどう思う?
ちょっと想像してみてください。あなたがリーダーとして人生を賭けて本気で動かしているバンドがあったとします。
次のスタジオ練習までに「このキメのフレーズ、絶対合わせてきてね」と約束したのに、当日スタジオに入ったら全然練習してきてなくて弾けないメンバーがいる。ボーカルやギターが血の滲むような思いで必死に曲と歌詞を作ってきたのに、「なんかこの曲微妙じゃないっすか? 俺こういうのやる気出ないんで適当でいいっすか」と文句だけ言って手を抜くメンバーがいる。
……めちゃくちゃ腹が立ちますよね?「お前、本気でやる気あるのかよ!」ってブチギレそうになるはずです。
会社と現場がこじれる最大の原因は「熱量の差」
世の中の会社で、本部や経営陣と現場の人間がすれ違ってギスギスするのって、実は全くこれと同じ構造なんです。
会社を作った社長や幹部は、会社を潰さないために、そして次のステージに進むために、家賃や借入金、従業員の生活やその家族の生活まで、とてつもないリスクを背負って命がけで走っています。万が一倒産したら、積み上げてきたものが一瞬で全部壊れてしまう恐怖と毎日戦っているわけです。
それなのに、現場で働く人たちが「だるい」「めんどくさい」「言われたことだけ適当にサボりながらやってりゃいいや」という態度でいたらどうなるか。会社側としては、全体を守るためにどうしてもルールを厳しくせざるを得なくなります。
でも、働く側の気持ちも分かります。例えば「全然好きでもないジャンルのバンドのサポート」を頼まれたとき、リーダーから「もっと熱を入れて本気で練習してこいよ!」って言われても、「いや、俺サポートだし……もらったギャラの範囲で言われた通り弾くだけなんだけど」って冷めちゃうこと、ありますよね(笑)。現場と上の人間には、どうしても「背負っているものと熱量の差」があるんです。
だからIROHAは、「同じ熱量」を求めない
一流のプロのサポートミュージシャンは、本メンバーの熱い気持ちを敏感に汲み取って、同じテンションで完璧に演奏するからこそ「次もあいつにお願いしよう」と重宝されます。
でも、IROHAの教室運営において、私は講師の皆さんに「私と同じ熱量を持ってくれ」とは一切思っていません。
かつての私は、「俺のバンドは絶対に売れるから、人生賭けてメンバーになってくれよ!」と周りを無理やり巻き込んで、結果として失敗してしまった苦い過去があります。他人の人生を自分の夢に無理やり巻き込んで狂わせるような真似は、もう二度としたくないんです。バンド人生で学んだ一番痛烈な教訓がこれでした(笑)。
もちろん、「もっと教室の運営に関わりたい」「一緒に大きくしていきたい」と思ってくれる人にはその道を用意しています。でも、そうじゃない人にまで熱苦しい忠誠心や経営者目線なんて求めません。
抽象的な精神論はいらない。「やるべきこと」を明確にするだけ
熱量を強要しない代わりに、提供するレッスンの「最低限の品質ライン」だけは絶対に守らなければいけません。そこをサボってしまうと、お金を払って通ってくれている生徒さんにすべてしわ寄せが行ってしまうからです。
だからIROHAでは、ルールを明確にしてチェックリスト化しています。
サポートギタリストに対しても、「もっと感情を込めて、月の上を走って太陽にジャンプするようなイメージで弾いて!」なんて抽象的なことを言われたら「知らんがな」って困りますよね(笑)。それよりも、「このコード進行をBPM120で、このフレーズだけ絶対にミスらないように弾いて」と具体的に言われた方が、お互いに迷わないしギスギスもしないはずです。
私が講師の皆さんにお願いしているのは、新しいアイデアを出せとか、教室のために身を粉にして働けとかではありません。
- 来てくれた生徒さんを楽しませ、悩みを解決すること
- 出席の記録をつけること
- 使った部屋を片付けて、電気を消して帰ること
求めているのは本当にこれだけです。こんな当たり前のことができなかったら、世の中のどんな仕事も通用しないと私は思っています。
ギターを弾いてきたあなただからこそ、できる特別な仕事
片付けや記録は誰でもできる簡単なことですが、**「目の前の生徒さんに音楽の楽しさを教える」というレッスンそのものは、バンド活動やギターに人生を注ぎ込んできたあなたにしか絶対にできない特別な仕事**です。
超絶技巧のテクニックなんて必要ありません。大事なのは、初心者の生徒さんに寄り添い、「音楽って楽しいよ」と笑顔になってもらうこと。
会社として背負うべきリスクや集客の苦労はすべて私が引き受けます。あなたにお願いしたいのは、決まった最低限のルールを守って、目の前のレッスンに責任を持って向き合うこと。お互いがプロとして対等に、気持ちよく音楽の仕事を続けていくためのバランスって、実はそういうシンプルな約束の上に成り立っているんじゃないかな、と私は思っています。

この記事を書いた人
岩堀努(音楽教室IROHA 代表)
横浜市都筑区・センター北にて2016年から「音楽教室IROHA」を経営。
「音楽を本気でやってきた人が、そのスキルで胸を張って生活できる環境を作りたい」という想いから、講師育成と教室運営に全力を注いでいる。
【まずは個別相談会で「人生の作戦会議」をしませんか?】
「バンド経験を活かして、無理のないルールの中で音楽講師として働きたい」
「余計な社内政治や人間関係に悩まされず、自分のレッスンに集中したい」
「実際の教室の雰囲気や、求める講師像について代表と直接話してみたい」
音楽教室IROHAでは、形式ばった採用面接の前に、「マンツーマンの無料個別相談会」を実施しています。
周りの目を気にせず話せる一対一の場で、以下のことを包み隠さずお話しします。
- 教室が定めているシンプルなルールと、無理なく続けられる仕組みの全貌
- バンド活動や制作と両立しながら、安定した収入基盤を作るスケジュール設計
- 生徒の笑顔を引き出すレッスン運営と教室のバックアップ体制
- 教室の実際の生徒層や雰囲気についての率直な質疑応答
無理に応募を促すことは一切ありません。「まずは話を聞いてみて、自分に合うか判断したい」というだけでも大歓迎です。
あなたが真摯に積み重ねてきた音楽経験を、誰かの笑顔のために活かしてみませんか?
興味を持たれた方は、ぜひ気軽に無料個別相談にお越しください。あなたとお話しできるのを楽しみにしています。

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